さて、、
あなたは何人の人間を抱きしめたことがあるでしょうか?
『ハグする』事は異性、同性問わずめっちゃいいやん!と最近感じております。
フィンランドに移住して一年近く経ちますが、最初にどうしても慣れる事が出来なかったのが、『ハグ』です。
目次
日本でのハグ
彼女や、幼い頃の両親以外で僕がハグをした事があるのは今思い出す限り一回しかありません。31年間生きていて一回です。
一方、住み始めて1年ぐらいのフィンランドでは、一週間に何回かは友人や、ワイフの家族とハグをする事になります。
それだけ文化が違うんですね。
日本でのハグは、感極まって勝手にしてしまった感じでした。
僕は当時高校3年で、学校外のホッケーのクラブチームに属していました。ホッケーの全国大会の試合で僕たちは準決勝まで進んでいましたが、両チーム譲らずで延長戦にもつれ込んでいました。
最終的には一番仲のいい友人のアシストで、僕がゴールを決めて、決勝まで駒を進めました。
そして決勝戦でも延長戦にもつれ込み、今度は逆のシュチュエーションで友人がゴールを決めてくれて、僕たちは優勝しました。友人がゴールした瞬間!!
『オォーー!!』
と叫びながらコートの中央でみんなでハグし合いました。
これが僕の唯一覚えているハグです。
ハグの種類!?
ハグと言われると、正面で向き合うハグと、恋人同士で見られる背後からのハグとがあると思います。
友人同士で背後からハグをするのはキモすぎますよねw
とここで、、ハグについて少し調べていると、いくつか種類がある事がわかりましたw。と言うか、二種類ありましたw
まずは、、、

カドリング (cuddling)
いや全く聞いた事ないし、これからも使う事ないし、
彼女が、
『カドリングしてー♪』
という事なんか100%ないでしょう。w
ちなみにこのハグは、『心地よい体勢で長時間ハグする事』だそうです。
ほ、ホォ〜。。
スプーニング (spooning)
はい!きましたスプーニング!!(いや知りません初耳です。w)
これは、カドリングの1つで、背後から抱擁するやり方みたいです。
彼女や彼氏が落ち込んだ時にはこのスプーニングを試してみてはいかがかな?!w
ハグ講座
もちろん最初はかなり抵抗がありました。彼女でもない女性と公共の場でハグをするなんて(公共やなかったらええんかい笑)とても恥ずかしかったです。
日本では馴染みがないですし、ましてや急にやるとイタイ奴と思われますよね。
ハグのプロフェッショナルではありませんが、この一年で僕が掴んだハグのやり方についてご説明いたします。
ハグで困った事
- タイミング
- 首を持っていく方向
- どっちから?
- 時間は?
- 強さは?
とまあ最初はいろいろ考えました。中でも一番戸惑ったのが首を持っていく方向です。
同じ方向に首を持っていけば、ゴッツンコしますし、以外とタイミングがあるんですよね。
ですが80%くらいの確率で、向かい合って、自分から見た左側に首を降ってやると、イケてる気が最近はしています。
フィンランド人はシャイという割には結構ハグするんや〜と思いました。
中には、『ハグしてもいい?』と訪ねてくれる方もいます^^
タブーなハグ
なんでもかんでも別れ際や、出会い頭にハグをすればいいってもんでもありません。
何でもかんでも、
美人やからって、ハグしようとしたらあきません。

特に初対面だと最初からハグをするのは少し距離を詰めすぎなイメージがあります。
(特にフィンランド人の方々は徐々に人間関係を深めていく傾向にあるため)
何回か顔を合わせて関係を築けると、向こうからハグをしてくれるようになります!
まとめ・ハグの勧め
なんども言いますが最初は恥ずかしくて、タイミングもわかりませんし、戸惑う事ばかりでした。ですが最近こう思います。
『ハグ、いるなあ』
笑。
冗談抜きで思います。
ハグをしてデメリットなんかありません。健康にいいとか、メンタル的にいいとか良い事だらけです。
健康とかメンタルとか、そこまで感じた事はありませんが、相手に対する距離感がとても近いではなく、『強く』なる感じがします。
動物は元来触れ合うべきだと思います。虎やライオン、犬や猫も体全体で表現しますよね。
小さい頃は母親にハグしてもらったり、親と肌と肌が触れ合う時間も多かったのに、僕ら日本人はハグの文化が無いばっかりに、どんどん親や大切な人と触れ合う時間はなくなってきます。
だからこそハグの文化は素敵だなあと感じました。

なかなか日本でその文化が無い以上、ハグをするのは難しいんですけどね!!w