現在極寒の地、フィンランドでの引越しを終え、ネットの開通に一ヶ月かかると言われたタプサです。

本日はフィンランド人の奥さんと出会って結婚に至るまでの、エピソード4の公開です。【エピソード4】はフィンランド人と日本人との恋愛観の違いにも触れつつ体験談を書いていこうかと思います。
過去のエピソードはこちら⬇︎
【エピソード1】英語も話せない僕がどうやってフィンランド人妻と出会い、結婚に至ったか?
【エピソード2】英語も話せない僕がどうやってフィンランド人妻と出会い、結婚に至ったか?
【エピソード3】英語も話せない僕がどうやってフィンランド人妻と出会い、結婚に至ったか?
【エピソード3】までは手探り状態で未知なる海外の女性に近づこうと、失敗の連続でしたw。
両国の恋愛観の違いとは!?
目次
日本人との恋愛観の違い
僕はよく日本で、『出会いがない』とかいう言葉をよく聞きますが、特に日本に関しては出会いは作るものだと思います。

それだけ!
まず日本は人口が多いですよね笑。
人工が、、
【日本】27,000,000万人(1億2700万人)
【フィンランド】5,500,000万人(550万人)
フィンランド、、ほんまに少ない、、、ちょうど兵庫県と同じくらいの人工なんです。
『テレビに出てるあのギタリストは、私の友達の元彼だよ。』『あのテレビに出ていたヘアスタイルスト、私の友達の彼氏だよ』みたいな事が良くあります笑。
『出会いがない』なんて贅沢だぜ!と思います笑。しかも毎週合コンとか、飲み会とか、ましてやキャバクラなんて文化は存在しません。男女が社会人になってから出会う場所はとても限られています。もう直ぐ日本に行くフィンランド人の友人に、『出会い居酒屋ってのがあるから行ってみたら?』と話したら、目を輝かせて詳細を聞いてきました笑。
一般的な日本の恋愛観

僕たち日本人の、一般的な、一般的な、ごく一般的な!!w恋愛の仕方は、知り合う→デート何回か→告白(この告白があるというのがポイントです)→相撲とりとり(S◯X)→何年か付き合う(2年とかがよく聞く年数かな?)→結婚。といった流れですよね?
フィンランド人は違います。
フィンランド人の恋愛観

特に画像の意味はないです笑
デート→何度か相撲とり(S◯X)→付き合う(5年以上とか10年とかよく聞きます)→結婚。といった流れです。一般的にフィンランド人の男性から告白とかは特になく、自然と互いにいる時間が長くなり、『まあお互いパートナーやな?』みたいな雰囲気になり、子供を産んでから結婚せずに付き合い続けるというのが良くあります。
線引きがないんですよね。
いい風に言えば自然体。悪い風に言えばなんとなくの流れで一緒にいる。なので、男女ともに体の関係を持ったからと行っても特に付き合っているという感覚はなくて、むしろ何度か相性を確認している最中という感じだそうです。

(最高やん。。。)
ですが!
何人かのフィンランド人から聞いた意見なので、もちろん例外もありますw
「付き合おう」と言ってみた
上でだらだらと恋愛観の違いについて書きましたが、当時はそんなことは知るはずもありません。
だから僕は自身の今までの経験から体得した恋愛テクニックで告白することにしました笑。

何度か僕と奥さんはデートを重ねるようになり、3回目ぐらいのデート?の車内で音楽の話題になり、そのあと僕から「告白」という線引きの儀式を行い、5秒後にはOKをもらいました。
フィンランド人の奥さんですが、もちろん日本の文化やしきたりをきちんと理解してくれていた奥さんだからこそ成立したと感謝しています。
付き合ってから変わった事
付き合ってからは本当に色々な所へ行きました。この頃から、僕の恋愛観は変わってきました。
ブランド物の良い服や、良い車、高級な料理、そういう物に多少憧れてはいました。『社会人だから良い時計を持たなくては』とか、『財布は2年に一回は変えなくては』とか。それが良い事だと主張するための理由もたくさん知っていました。

ですがそんな考え方は本当に無駄で、物の価値を解っていない愚か者だという事に気がつきました笑。
当時お金が無いわけではありませんでしたが、付き合いたてのフィンランド人である彼女が、敗れた靴下を縫い合わせて修理していました。『そんな事をしなくても新しいの買えばいいやん』という、ゴミクズ発言をした事を覚えています。笑。奥さんは自分が好きな物は修理して何年でも使いますし、物を大切にします。フィンランド人は物を大切にする方も多いと思います。
そんな事にお金を使うのではなく、何を一緒に経験するか、どこに旅行に行って、どんな体験ををするか。
今の奥さんをどこに連れて行けば喜んでくれるのか、いつも考えていました。
フィンランド人女性との同棲
付き合いだしてほんの一ヶ月ほどで同棲を始めました。その方がお互いお金を節約できますし、僕自身文化の違いをもっと肌で感じる事ができると考えたからです。笑
いや
ほんま変な意味ではなく。笑

この画像も特に意味はない笑
当時僕は毎日夜の10時、11時に帰宅していましたが、毎日僕が料理をしました。笑
フィンランドに移住してから解ったのですが、フィンランド人はあまり料理が得意な人はいないように感じます。フィンランド人と付き合っているほとんどのアジア人が料理をしているとよく聞きます。笑
あまり言うと怒られそううなので文句はこの辺で、、笑
ですが毎日が楽しくて充実していました。
そしてついに。。
一年近く同棲しましたが、彼女は国に帰らなくてはならなくなります。。
フィンランドとの遠距離恋愛
彼女は自分の大学を卒業するために帰国しなくてはならなくなりました。関西国際空港でのお別れは本当に悲しかったです。
彼女はガンガン泣くので、逆に冷静になる事ができて、彼女の前では泣かずにすみました。

仕事に打ち込んでやる!とか考えてました。
飛び立つ飛行機を見送り、
車内で涙を拭い、
帰宅した時に、、
部屋の中には彼女からのサプライズプレゼントがありました。

『あぁ、、もう何千キロも離れてしまうのか、、』
と考えた時に、

「必ず会いに行こう」
と決心しました。
翌日。
『ついたで。』
ラインの電話ですぐに空港からの電話でした笑。

やっぱタフやんかーーい!
以外と僕の心配をよそに元気な声でした笑。
ここからですわ。
壮絶な遠距離恋愛が幕開けたのは。。。。
【エピソード5】に続きます!
【おまけ】
今、昔の事を思い出してブログを書いていたら、当時の事を思い出して少し胸が熱くなりそうでしたが、隣の部屋から、
『ギャはははは!!!』
という嫁の笑い声が聞こえてきます。なんやろ、この損した気分。笑